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中央・総武線E231系   中央・総武線E231系    中央・総武線209系   中央・総武線201系

JB:中央・総武線(各駅停車)の駅ガイド

<中央・総武線(各駅停車)とは>
 中央・総武線(各駅停車)とは東京都の三鷹駅から千葉県の千葉駅までを結ぶ路線です。三鷹〜千葉間の三鷹〜御茶ノ水間は中央快速線の緩行線として 運転され、錦糸町〜千葉間は総武快速線の緩行線として運転されています。御茶ノ水駅から錦糸町駅間は中央・総武線の単独の区間となっています。全 区間で緩行線の役割を果たしているため種別は全て「各駅停車」で統一されています。本数は津田沼〜中野間は5分間隔、千葉〜津田沼そして中野から 三鷹間は地下鉄東西線直通を除き10分間隔となっています。ラッシュ時は更に本数が増えます。また前述したように中央・総武線は地下鉄線と相互直通 運転をしており三鷹〜中野間は地下鉄東西線と直通運転をしています。本数は少ないですが津田沼〜西船橋間でも地下鉄東西線と直通運転している列車 が存在します。ダイヤは基本的にパターンダイヤとなっており西行きは中野行きと三鷹行きが中心で、東行きは津田沼行きと千葉行きが中心です。また ラッシュ時には西船橋行きも存在します。また早朝・深夜の中央線は全列車が各駅停車となるため快速線の線路を使わずに中央・総武線の線路を経由し て走ります。また三鷹方面から中央・総武線を経由して東京駅へ向かう電車もあります。逆にこの中央・総武線が三鷹より先の中央快速線の国分寺・立 川方面に向かうこともあります。平日の早朝には武蔵小金井始発の千葉行きも多く設定されています。
 三鷹駅を発車した中央・総武線は中央快速線に沿って走ります。最初の停車駅は吉祥寺駅で周辺には高層ビルや会社そして娯楽店が多く見渡せます。 暫く杉並区の住宅街を走り電車は中野駅に到着します。中野駅を過ぎると周辺には住宅地から高層マンションやビル・会社などが多く見渡せ奥には新宿 のビル群も確認することが出来ます。そして山手線や湘南新宿ラインが見え電車は新宿駅へ到着します。新宿駅からは山手線・湘南新宿ラインと別れそ のまま東方向へ進んでいきます。国際競技場や記念公園などがある千駄ヶ谷駅・信濃町駅を通り四ツ谷駅に到着します。四ツ谷を出ると電車からの景色 も変わり電車は外濠に沿って走っていきます。外濠の奥にはビルや会社などが密集しており大都会が広がっています。暫くして東京ドームのある水道橋 駅を通り御茶ノ水駅へ到着します。御茶ノ水駅からは三鷹駅から沿って走ってきた中央快速線と別れ中央・総武線は高架となり秋葉原駅に到着します。 秋葉原駅は新宿駅と同様に山手線の駅ですが立体交差しているため車窓からは山手線の車両を確認することが出来ません。秋葉原を出ると暫く東京の下 町的な街を走ります。浅草橋駅付近には昔からの商店街や喫茶店そして木造住宅街が広がっています。そして東京の有名河川、隅田川を渡り両国駅へ 到着します。両国駅はかつて房総方面への特急のターミナル駅でしたが総武快速線が東京発着となり現在は普通の単独駅となってしまいました。進行方 向の左側にはそのホームを確認することが出来ます。そして隣駅の錦糸町駅からは東京方面からの総武快速線も同線と並行して走るようになります。錦 糸町を過ぎると再び下町駅な雰囲気のある街の中を走っていきます。線路が高架であるため遠くのビルなども見下ろすことが出来ます。天気のいい日な どは進行方向の左側に東京スカイツリーを眺めることが出来ます。そして荒川を渡り新小岩に到着します。新小岩付近から住宅街となり商店街や会社な どの割合が少なくなります。小岩を出発すると線路は大きく右カーブして江戸川を渡ります。また江戸川を渡ると千葉県に入ります。下町の住宅街も終 わり千葉の住宅街が広がっています。下総中山を出発すると御茶ノ水駅から続いてきた高架区間が終わり地上区間となります。そして武蔵野線の乗り換 え駅である西船橋駅に到着します。そして千葉の第二の都市である船橋駅に電車は到着します。この駅は総武緩行線の駅の中では一番利用客が多く大き い駅でもあります。船橋を出ると東船橋を通り津田沼駅に到着します。津田沼駅では電車の約半分が当駅で折り返す形となります。津田沼を出発すると 丘陵地帯となり台地が奥に広がります。幕張を通り新検見川を過ぎると線路は再び高架となり稲毛駅に到着します。稲毛駅は小さな駅ですが意外と快速 線も停車します。そして千葉大学の最寄駅である西千葉を経由し、高層ビルや建物が広がり終点の千葉駅に到着します。
 中央・総武線で使用されている車両は基本的にE231系が中心です。また本数が少ないですが209系500番台も使用されています。209系500番台は武蔵野 線や京葉線などでも使用されています。全車両が三鷹車両センターに所属しています。また東西線直通電車としてJR東日本車のE231系800番台やメトロ車 なども使用されています。これらの車両は中央・総武線の三鷹〜中野間で多く見ることが出来ます。また早朝・深夜時間帯は中央快速線がすべて各駅停 車となるためE233系が中央・総武線を走ります。

<中央・総武線(各駅停車)の発車メロディー>
 中央・総武線(各駅停車)の発車メロディーは全体的に見て区間ごとに統一されています。中央線と並行している三鷹〜秋葉原間はサウンドファクトリー 製の「春〜NewVer」と「教会の見える駅」が使用されています。浅草橋〜本八幡間は五感工房製であるJR−SH2がそして本八幡〜千葉間は東洋メディアリ ンクス製の曲が使用されています。また一部駅では異なった曲が使用されている駅もあります。始発の三鷹駅ではご当地メロディーの「めだがの学校」、 吉祥寺駅ではテイチク製のメロディーが使用されています。中野駅はサウンドファクトリー製の曲ではなく東洋メディアリンクス製とJR-SH2が使用されて います。新宿駅と代々木駅ではテイチク製の曲となっており、千駄ヶ谷駅ではベルが使用されています。信濃町駅と御茶ノ水駅では五感工房製の曲が使 用されています。両国駅と市川駅・幕張駅ではスイッチ製の新曲が使用されています。西千葉駅では何故か五感工房製のメロディーとなっています。千葉 駅では発車メロディーは使用されていません。

駅名各駅
停車
乗り換え路線
三鷹
JC:中央線(快速)
吉祥寺
KO:京王井の頭線
西荻窪
荻窪
M:地下鉄丸ノ内線
阿佐ヶ谷
高円寺
中野
T:地下鉄東西線
東中野
E:都営大江戸線
大久保
新宿
JY:山手線 JA:埼京線 JS:湘南新宿ライン KO:京王線 OH:小田急線
E:都営大江戸線 S:都営新宿線 M:地下鉄丸ノ内線
代々木
JY:山手線 E:都営大江戸線
千駄ヶ谷
信濃町
四ツ谷
M:地下鉄丸ノ内線 N:地下鉄南北線
市ヶ谷
Y:地下鉄有楽町線 N:地下鉄南北線 S:都営新宿線
飯田橋
T:地下鉄東西線 N:地下鉄南北線 Y:地下鉄有楽町線
E:都営大江戸線
水道橋
I:都営三田線
御茶ノ水
JC:中央線(快速) M:地下鉄丸ノ内線 C:地下鉄千代田線
秋葉原
JY:山手線 JK:京浜東北線 TX:つくばエクスプレス線 H:地下鉄日比谷線
浅草橋
A:都営浅草線
両国
E:都営大江戸線
錦糸町
JO:総武快速線 Z:地下鉄半蔵門線
亀戸
TS:東武亀戸線
平井
新小岩
小岩
市川
本八幡
S:都営新宿線
下総中山
西船橋
JM:武蔵野線 T:地下鉄東西線 TR:東葉高速鉄道
船橋
TD:東武アーバンパークライン KS:京成線
東船橋
津田沼
幕張本郷
KS:京成千葉線
幕張
新検見川
稲毛
西千葉
千葉
総武本線 JO:成田線 ○外房線 ○内房線 KS:京成千葉線
CM:千葉都市モノレール

※中央線(快速)と総武快速線は主要駅のみ乗り換え案内に書いています。

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