<水郡線とは>
水郡線とは茨城県の水戸駅から福島県の安積永盛駅までを結ぶ路線です。なお、水郡線の全列車が隣駅の郡山駅まで直通運転しています。また途中の上菅谷駅
から分岐しており常陸太田駅まで結ぶ支線もあります。このページではそのうち水郡線の水戸〜常陸大子と支線の上菅谷〜常陸太田までを扱うことにします。茨
城県と福島県南部のローカル線で本数も少なく、特急電車も走っていません。前長137KMとやや長めの路線で、全線が非電化&単線となっています。
水郡線には普通電車のみが走っています。水戸〜上菅谷間は1時間に1〜2本、上菅谷〜常陸大宮は毎時1本、常陸大宮〜常陸大子は2時間に1本程度となって
います。また支線の上菅谷〜常陸太田は1〜2時間に1本程度となっています。水戸始発の普通電車は常陸大宮行きや常陸大子行きを中心に走っています。上菅谷
から支線に直通する常陸太田行きもあります。また長距離列車として水戸始発の郡山行きもあります。水戸〜上菅谷間は支線の常陸太田行きも走るため本数も多い
です。またラッシュ時には上菅谷始発の常陸太田行きもあります。
水郡線の水戸〜上菅谷間はひたちなか市や那珂市のベットタウンを走ります。各駅で水戸方面の通勤圏内となっています。水戸駅から常陸青柳駅の間では那珂川
を渡ります。上菅谷〜常陸大宮間は水田地帯や農作地帯を走っていくイメージです。離れたところには久慈川も流れています。この付近には国道118号線と並行して
走っていきます。常陸大宮〜常陸大子間は久慈川に沿って山間部を走ります。途中には上小川駅や下小川駅などの小さな無人駅もあります。一帯に桜の季節には見ごろ
な路線です。支線の上菅谷〜常陸太田間は常陸太田市の住宅地の中を走っていきますね。通勤・通学圏内にもなっています。
水郡線で使用されている車両は今現在はE130系で統一されています。以前はキハ40系やキハ110系が走っていました。1934年までは水郡北線と水郡南線に分かれており
ましたが、以降は全線が繋がり現在に至っています。2011年には「奥久慈清流ライン」と愛称名が付きました。
駅名 | 普通 | 乗り換え路線 |
水戸 | 〇常磐線 〇水戸線 〇鹿島臨海鉄道 |
|
常陸青柳 | ||
常陸津田 | ||
後台 | ||
下菅谷 | ||
中菅谷 | ||
上菅谷 | 〇水郡線(常陸太田方面) | |
常陸鴻巣 | ||
瓜連 | ||
静 | ||
常陸大宮 | ||
玉川村 | ||
野上原 | ||
山方宿 | ||
中舟生 | ||
下小川 | ||
西金 | ||
上小川 | ||
袋田 | ||
常陸大子 | 〇水郡線(郡山方面) | |
常陸大子より先、郡山方面はこちらから | ||
上菅谷 | 〇水郡線 | |
南酒出 | ||
額田 | ||
河合 | ||
谷河原 | ||
常陸太田 |