<高徳線とは>
高徳線とは香川県の高松駅から徳島県の徳島駅までを結ぶ全長74キロの路線です。高松と徳島を結ぶ重要路線で多くの特急電車が走っています。1日に2往復は岡山から
徳島駅までを走っています。特急は「うずしお」で統一されてます。途中には志度駅・三本松駅・引田駅・板野駅があります。当路線の徳島〜佐古間は徳島線と並行して
走っているため複線ですが方面別複線となっています。また徳島〜池谷駅間は一部鳴門線の電車も走ります。引田〜板野間は山地路線で県境であるため普通電車も3時間に
1本程度とかなり少ないです。高松と徳島を結ぶ重要路線ですが全線が非電化となっています。高松駅で予讃線・瀬戸大橋線、池谷駅で鳴門線、佐古駅で徳島線、徳島駅
で牟岐線と接続しています。また讃岐牟礼駅・志度駅では琴平電鉄線と乗り換えることが出来ます。
高徳線には普通電車と特急「うずしお」が走ります。普通電車は高徳線の各駅に停車します。高松から終点の徳島まで結ぶ普通電車は本数も少ないです。高松〜三本松・
引田は毎時1〜2本、板野〜徳島は毎時1本程度となっています。板野〜徳島はラッシュ時は鳴門線も走るため本数がやや増えます。引田〜板野間は日中は3時間に1本
程度となっています。ラッシュ時は2時間に1本程度です。また前述したように佐古〜徳島間は複線で徳島線も走ります。日中は高松〜三本松、板野〜徳島で折り返す
電車が多いです。また一部オレンジタウン行きがあります。また牟岐線の海部駅から当路線の板野駅まで結ぶ電車もあります。特急「うずしお」の停車駅は電車によって
異なります。特急停車駅は高松、栗林、屋島、志度、オレンジタウン、讃岐津田、三本松、讃岐白鳥、引田、板野、池谷、勝瑞、徳島です。そのうち高松、栗林、志度、
三本松、板野、徳島は全列車が停車します。2018年4月のダイヤで特急「うずしお」は1日下り17本、上り16本運転されています。そのうち2本は岡山発着です。
高松〜志度間は高松市の住宅地の中を走ります。高松駅から栗林駅間は大きくU字カーブしています。またこの区間は琴平電鉄線とも並行して走るため利用客が多いです。
志度〜三本松間はややローカル路線となります。国道11号線そして海岸に沿って走ります。山地が遠くに見えます。荒れ地や池が目立ちます。三本松〜板野間は山間部区間
で非常にローカル度が高いです。トンネルや急な勾配があります。加えて当路線では最も景色がいい区間です。板野〜徳島間は徳島の住宅地を走ります。本数も1時間に1本
程度です。途中で吉野川を渡ります。車窓からは水田や荒れ地、徳島駅に近づくにつれて住宅地が見えます。
高徳線の車両は1000形や1200形、1500形が走ります。高松〜三本松間の車両には1500形が充当する事が多いです。1200形は高松始発の徳島行きに充当する事が多いです。
特急「うずしお」は新型車両2600系やN2000系が使用されています。また当路線は国交省から直流化することが望ましい路線の候補になっています。
駅名 | 普通 | うずしお | 乗り換え路線 |
高松 | Y:予讃線 〇瀬戸大橋線 〇琴平電気鉄道(高松築港駅) |
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昭和町 | |||
栗林公園北口 | |||
栗林 | |||
木太町 | |||
屋島 | |||
古高松南 | |||
八栗口 | |||
讃岐牟礼 | 〇琴平電気鉄道(八栗新道駅) | ||
志度 | 〇琴平電気鉄道(琴電志度駅) | ||
オレンジタウン | |||
造田 | |||
神前 | |||
讃岐津田 | |||
鶴羽 | |||
丹生 | |||
三本松 | |||
讃岐白鳥 | |||
引田 | |||
讃岐相生 | |||
阿波大宮 | |||
板野 | |||
阿波川端 | |||
坂東 | |||
池谷 | N:鳴門線 | ||
勝瑞 | |||
吉成 | |||
佐古 | B:徳島線 | ||
徳島 | M:牟岐線 |