<小海線とは>
小海線とは山梨県の小淵沢駅から長野県の小諸駅までを結ぶ地方交通線です。小淵沢駅を出ると八ヶ岳高原を走りJR全線の最高地点(1345M)の野辺山駅を通ります。野辺山駅からは
標高が下がり、中込駅付近から佐久盆地を走り、終点の小諸駅に到着します。途中の小淵沢駅ではJR中央本線、佐久平駅では北陸新幹線、小諸駅ではしなの鉄道と接続しています。
当路線は1935年11月29日に小海南線・小海北線が合併して「小海線」となりました。主に小淵沢〜小海間は別荘地・観光路線、小海〜小諸は地方の通勤・通学路線として機能していま
す。また小淵沢〜野辺山間は東京近郊区間となっています。
小海線を走る電車は全て普通電車です。小淵沢始発の小諸行きの他に、日中は中込始発の小諸行き、朝や夕方以降は小海始発の小諸行きがあります。本数は小淵沢〜小海は約2時間に
1本程度の本数です。小海〜中込は1〜2時間に1本程度、中込〜小諸は約60分感覚で運転されています。その他に土休日は小淵沢始発の野辺山行きが運転されているので、本数が増え
ます。また全区間ともに朝や夕方以降は本数が増えますね。
小淵沢〜野辺山間は前述したように東京近郊区間となっており小淵沢駅を出ると八ヶ岳に沿って電車は登っていきます。小淵沢駅を出ると電車は大きくUターンするのでそれが印象的です
ね。小淵沢〜甲斐小泉間は7.1キロ離れており標高が158Mも違うので魅力がある路線です。天気の良い日は車窓からの見晴らしがよいですね。甲斐大泉を出ると電車は北東方向に進み清里・
野辺山と標高を上げていきます。野辺山駅は1345Mの位置に駅があるので降りてみるのに価値があります。また小海線でSuicaが使える路線も小淵沢から当駅までですね。野辺山〜小海間
は主に山間部に沿って走っていきます。途中の信濃川上駅付近から千曲川に沿って流れるようになります。この千曲川は新潟県で信濃川になって日本海側に向かって流れる日本一長い河川
です。途中の佐久広瀬駅は小海線の駅でも最も秘境度が高い駅です。小海〜佐久平間は小海駅付近は山間部地帯ですが徐々に住宅が増えて平地地帯が多くなります。臼田駅を出ると佐久盆地
の中を走ります。臼田駅の標高は709Mと低くなります。佐久平駅付近は住宅も増えスーパーやビルが見えるようになりますね。国道も多くなります。佐久平駅では北陸新幹線と乗り換えるこ
とが出来ます。佐久平〜小諸は佐久市と小諸市の住宅地が広がっています。途中の乙女駅付近から電車はしなの鉄道線と並行して走り終点の小諸駅に到着します。小海線で運転されている車両
はキハE200形とキハ110形が使用されています。小海線は全区間が非電化&単線路線となっています。
駅名 | 普通 | 乗り換え路線 |
小淵沢 | CO:中央東線 | |
甲斐小泉 | ||
甲斐大泉 | ||
清里 | ||
野辺山 | ||
信濃川上 | ||
佐久広瀬 | ||
佐久海ノ口 | ||
海尻 | ||
松原湖 | ||
小海 | ||
馬流 | ||
高岩 | ||
八千穂 | ||
海瀬 | ||
羽黒下 | ||
青沼 | ||
臼田 | ||
龍岡城 | ||
太田部 | ||
中込 | ||
滑津 | ||
北中込 | ||
岩村田 | ||
佐久平 | ■北陸新幹線 | |
中佐都 | ||
美里 | ||
三岡 | ||
乙女 | ||
東小諸 | ||
小諸 | 〇しなの鉄道線 |