<磐越西線とは>
磐越西線とは福島県の郡山駅から福島県の会津若松を経由して新潟県の新津・新潟駅までを結ぶ路線です。ちなみに磐越東線は郡山駅からいわき駅までを結ぶ路線でいわきの「磐」、新潟の
「越」を結ぶ目的で磐越線と名乗られています。当ページではそのうちの郡山駅から途中の会津若松駅までを扱うことにします。主に会津地区という日本有数の観光地帯を結ぶ路線で郡山駅から
多くの快速電車が走っています。昭和時代には上野駅から特急「やまばと」と連結して当駅まで結んでいた経緯や、急行「ばんだい」が走っていた経緯もあります。2003年10月には当路線で唯一の
特急電車「あいず」が廃止されていました。郡山駅では新幹線、東北本線、磐越東線、水郡線と接続しています。そして会津若松駅では磐越西線の新潟方面と只見線、会津鉄道とアクセスしていま
す。
磐越西線の種別は普通と快速の2種類です。普通は名前の通り各駅に停車します。ただし、臨時駅である「猪苗代湖畔駅」は通過します。基本的に郡山駅始発の列車は会津若松駅まで結びます。
快速は2種類があります。1種類目の快速の停車駅は郡山、郡山富田、喜久田、磐梯熱海、猪苗代、磐梯町、会津若松です。2種類目の快速の停車駅は郡山、郡山富田、喜久田、磐梯熱海、川桁、
川桁から先は各駅停車です。列車によって停車駅が異なりますのでご注意ください。快速の1日あたりの本数は7往復です。そのうち1往復は会津若松駅から先の喜多方駅まで乗り入れています。
磐越西線の普通・快速を含めた本数は毎時1本程度です。しかし普通電車の本数が少なく下り12本、上り11本です。しかもほとんどが朝・夕方以降に集中しているため日中は3時間ちかく普通電車
が運転されない時間帯があります。
磐越西線の喜久田駅付近までは郡山市の住宅地が広がっており車窓からはマンションや民家が多く広がります。磐梯熱海駅を出ると山地地帯・渓谷地帯を走るためトンネルや勾配が高いエリアを
走ります。途中の中山宿駅は秘境駅でかつてはスイッチバックを行っていました。関都駅付近からは猪苗代湖の付近を走ります。この付近一帯は盆地となっています。磐梯町駅付近になると勾配の
関係上、曲線路線が続きます。広田駅付近になると会津市の住宅地が広がって会津若松駅に到着します。
磐越西線で使用されているE721系と719系がメインです。快速「あいずライナー」などは485系が使用されています。また過去は455系・457系そして583系も使用されていました。磐越西線の会津
若松までは全線が電化路線で単線となっています。2020年春には郡山から会津若松間にて座席指定列車が導入される予定です。2017年4月1日には郡山富田駅も開業しました。
駅名 | 普通 | 快速 | 乗り換え路線 |
郡山 | ■東北新幹線 ○東北本線 ○磐越東線 ○水郡線 |
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郡山富田 | |||
喜久田 | |||
安子ヶ島 | |||
磐梯熱海 | |||
中山宿 | |||
上戸 | |||
関都 | |||
川桁 | |||
猪苗代 | |||
翁島 | |||
磐梯町 | |||
東長原 | |||
広田 | |||
会津若松 | 〇只見線 〇会津鉄道線 | ||
会津若松から先は主要駅のみ記載 | |||
塩川 | |||
喜多方 | 〇磐越西線 (新津方面) |