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THE九州遠征3日目(後半)



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喜入駅 風景写真
喜入駅の駅舎の写真です。駅舎もユニークで面白いですね。指宿枕崎線の主要駅ですが周辺には集落が広がっておりややローカルな雰囲気もあります。とりあえずこれ以上 南下することはやめてこれからはひたすら福岡に向けて北上することが始まります。ちなみに帰りは鈍行で帰るので更に時間がかかります。

キハ220形 瀬々串駅
喜入駅からはキハ220形の普通列車に乗車して瀬々串駅まで行きます。ちなみに瀬々串駅を取材駅に選んだのも実は喜入駅取材時だったのです(笑)。海岸に最も近い駅という 観念から選びました。瀬々串駅は無人駅で海岸に近かったので海も跨線橋から見えました。ちなみに瀬々串駅で下車したのも私1人だけでした。

風景写真 桜島
瀬々串駅からの風景写真です。集落はありますが離れると海岸と山間部地帯になります。四国の駅で言えば夕日で美しい下灘駅と似ている感じがしましたね。周辺の海岸からは 桜島を眺めることもできました。なんか鹿児島に来たなっとつぐつぐ思いました。いつか鹿児島に1週間くらいいてゆっくりしていたいです。本当は指宿枕崎線も枕崎駅まで行 きたかったのですがそれだと新幹線を使っても日帰りで博多に変えることが出来ないので諦めました。まあ山川〜枕崎間は本数が3〜4時間に1本っていう感じですからね。

鹿児島中央駅 鹿児島中央駅のコンコース
そして瀬々串駅からは再び北上して鹿児島中央駅に到着しました。上り電車は比較的すいていた感じですね。ただきっぱーの割合が少し多いと感じました。一応コンコースの 写真を撮影しておきました。鹿児島中央駅のコンコース写真です。実際に行ってみるとわかるのですが凄い広々としています。ちなみにこの写真は駅調査ガイドでは公開して いないのでこのページを見た方、得しましたね。

電光掲示板 817系
鹿児島中央駅からは13時26分発車の普通列車の川内行き(2444M)に乗車します。乗車した列車は鹿児島県内の鹿児島本線で活躍している817系です。これに乗車して鹿児島中央 駅を後にします。鹿児島は面白かったのでまたいつか行きたい駅ですね。午後という事もあり学生の利用が非常に目立ちました。ちなみに鹿児島中央駅〜伊集院駅間は1時間 に2本本数があるので便利です。

広木駅 817系の座席
そして隣駅広木駅で下車します。鹿児島中央駅の隣駅ですが無人駅です。それなりに利用客は多いのですが何故無人駅なのかいまいち理解が出来ませんね。ここで駅取材を して当駅14時00分発車の普通列車の伊集院行き(430M)に乗車します。ちなみにこの車両は伊集院とまりという事もあり車内はガラガラでした。817系の座席はクロスシートな のは普通なのですが写真を見てわかるとおりに木製で出来ています。座席もフカフカで座り心地は良いと思います。そして伊集院駅で下車します。

駅名標 伊集院駅の駅舎
伊集院駅の駅名標と駅舎の写真です。駅名標はいいとして駅舎は感動を覚えます。周りが赤で囲まれておりいかに鹿児島県にありそうなかつ南国を漂わせる雰囲気があります。 この駅舎はとても気に入っていますね。関東や関西ではこのような駅舎はまずないと思います。色々な美しい車両そして雰囲気、駅舎すべてが興味深いです。凄いいいところ なので今すぐにでも行きたい気分ですね。

817系 車窓
伊集院駅からは取材などはせずにひたすら北上して博多駅を目指します。鹿児島にいる時間を長くして帰りを新幹線にする計画もありますが乗り鉄もしたいので乗り鉄に専念 します。まず伊集院からは当駅14時37分発車の普通列車の川内行き(2446M)に乗車します。本音を語ると鹿児島中央まで戻ってそこから隼人まで行って肥薩線経由で戻りたかっ たのですが人吉〜吉松の接続の悪さで肥薩おれんじ鉄道を使って戻ることにします。伊集院を過ぎるとかなりローカルな雰囲気となり集落の数もかなり少なくなっていきまし た。写真の車窓は串木野〜木場茶屋間の風景写真です。

川内駅 川内駅の駅舎
そして列車は定刻に川内駅に到着しました。本当はここから15時13分発車の銀水行きに乗車する予定でしたが切符の購入に時間がかかってしまいホームに到着した際はもう 列車が発車した後でした(泣)。青春18きっぷでもわざわざ改札から出ないで肥薩おれんじ鉄道のホームに入る前の窓口で購入できるらしいですね。本当にあの時はショック でしたね。これに乗れば20時に博多に到着してホテルでゆっくり出来たのですがね……。新幹線で熊本まで行く計画もありましたがタイミングが悪かったので諦めました。 しょうがないので当駅にて1時間20分待つことにしました。右側の写真は当駅の駅舎の写真です。

100形 車窓
川内駅からは肥薩おれんじ鉄道に乗車します。ちなみにこの第三セクターは2010年までは日本で最も営業距離が長い路線(117K)でしたが東北の青い森鉄道がトップとなって しまいました。でも川内から八代までは2時間半もかかります。発車時刻の15分前にホームに向かいボックスシートの窓側になんとか乗車することが出来ました。発車時刻 となり電車はひたすら八代駅へ向かいます。川内16時22分発車の普通列車の新八代行き(6138D)です。車窓は折口〜野田郷間です。肥薩おれんじ鉄道も鹿児島本線の伊集院〜 川内同様に非常にローカルな区間を走っていきます。

水俣駅の駅名標 車窓
しばらく山間部を走り抜けて電車はようやく水俣駅に到着しました。でも後1時間も乗車していなければいけません。暫くすると電車は海岸線を走っていきます。車窓は 肥後二見〜上田浦間の車窓です。夕方に撮影したので海に太陽が反射していて綺麗ですね。やはり新幹線とは違い鈍行はこのような風景を目にする機会が多いので鈍行は 鈍行のよさがあります。そんな感動を覚えているうちにあたりは真っ暗になり夜になりました。ここからが乗り鉄の本当の試練です。「夜間の乗り鉄は苦痛が伴う」とい うことです。

八代駅 815系
そして列車は定刻で八代駅に到着しました。乗った列車は新八代駅まで直通します。川内から2時間半の乗車でしたが非常に長く感じましたね。新幹線の東京〜新大阪間 も2時間半ですがその倍以上かかった気分でした。でも海岸や山間部など景色が良い区間が多かったので面白かったです。また肥薩おれんじ鉄道に乗ってみたいですね。 そして改札を出てここから再び青春18きっぷを使います。当駅19時14分発車の普通列車の銀水行き(5344M)に乗車します。車両は815系でした。815系に乗車するのは初めて となりますね。

荒尾駅の駅名標 811系座席
八代から熊本までは約50分かかるのですが非常に長く感じましたね。小川・宇土駅あたりから次第に車内は混みあい熊本駅に到着しました。まだ熊本駅だっていうのにきつ かったですね。今回は熊本は素通りしかできなかったですがいつかまた行ってみたいです。時間があればですけどね。そして熊本から更に乗客が乗ってきて車内は結構混み あいました。まあ平日だから混みあっても普通ですね。ちなみに熊本〜荒尾までも同じく50分かかります。夜間の乗り鉄には本当にお手上げですね。そして車内の乗客は 少なくなり荒尾駅で下車しました。電車は銀水まで直通します。荒尾駅からは21時08分発車の快速 門司港行き(4280M)に乗車します。これで博多駅まで約70分かかるので すが快速列車という事もありそんなに苦痛ではなかったですね。車両は811系で車内は写真の通りです。

博多駅到着 博多駅
荒尾〜久留米までは1車両に乗客が私しかいなかったのですが鳥栖あたりから次第に混みあい二日市で結構な乗客が乗ってきて列車は無事に博多駅に到着しました。伊集院 〜八代までは苦痛ではなかったのですが八代〜博多間はやはり夜間乗り鉄という事もありきつかったです。まあ無事に博多駅に到着できたときはうれしかったですね。その 後は普通に改札を出て、明日乗車する特急かもめの指定席券&乗車券を購入しました。そして博多駅の駅ビルの中にあるマックで夕食を食べてホテル近くのコンビニで弁当 を調達してホテルに向かいました。急いで大浴場に入り写真整理をしてアラームを明日の朝6時30分にセットして夜の1時に就寝しました。すぐ眠れたのはいいものの睡 眠時間が最低の6時間がとれなかったのが残念ですね。川内駅であんなトラブルがなければこのようなことはなかったのですがね……。明日は長崎県の鉄道旅行です。

これにてTHE九州遠征3日目(後半)を終えます。ここまでご覧いただきありがとうございました。続きはTHE九州遠征4日目(前半)へ。


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