抜海 |
○駅概要○
日本最北端の無人駅「抜海駅」です。この駅は宗谷本線の駅であり駅は1面1線の単式ホームとなっています。2024年9月までは2面2線の相対式ホームでした。現在は当駅では
交換待ちが出来ません。当駅には宗谷本線の普通列車のみが停車します。特急「宗谷」「サロベツ」は停車しません。乗り場は1番線を上り・下り列車が使用します。本数は名寄
方面は1日4本(5時39分、10時46分、18時28分、20時33分)、稚内方面は1日3本(7時50分、11時48分、19時33分)となっています。駅の乗降人数(降車含める)は約2人/日となって
います。駅構内には無人駅(日本最北端)でホーム上には木造駅舎があります。駅舎の中にはベンチ・待合室・トイレがあります。券売機などは無いので乗車時には整理券をお取りく
ださい。また駅舎のドアが2重構造となっています。当駅の駅の管理は稚内市が行っています。2021年4月以前はJR北海道でした。2024年6月には地元住民らによる開業100周年記念
式典と記念碑の披露を実施、同年6月28日に稚内市からJR北海道に対して当駅の維持&管理を当年度限りで終了する旨を発表して、当駅は2025年3月14日で廃止される予定です。当駅
の駅名の由来は抜海地区の外れに、現在は「抜海岩」と呼ばれている子供を負ぶっているように見える大岩があることです。駅周辺には駅前に広場あり駅を西方向に2キロ歩いた位置
には抜海市街があります。郵便局や稚内市の小中学校があります。当駅の駅名の由来になっている「抜海岩」もあります。抜海原生花園、稚内西海岸原生花園などがあります。隣の
南稚内駅とは12キロ離れています。当駅は映画「南極物語」やテレビドラマ「少女に何が起ったか」などのロケ地になっています。
○駅放送関係○
この駅では接近放送が設置されていません。
W:宗谷本線 |
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W:宗谷本線 |
○駅写真○
こちらでは管理人が撮影した駅写真を公開しています。是非見てください。
この駅の駅名標は新型が使用されています。駅は1面1線の単式ホームとなっています。2024年9月までは相対式ホームの2面2線でした。スピーカーも設置されています。日本最北端の無人駅、興味深いですね。
当駅の駅舎の写真です。おそらく大正13年の開業当時からこの木造駅舎を使用していると思います。駅前には広場があり集落などは殆どありません。駅を出て西方向に2キロ離れた位置に郵便局と小学校(現在は閉校)そして稚内市の抜海集落があります。
当駅の駅舎の内部写真です。当駅の駅の入り口は防寒対策として2重扉となっています。赤い木造と白い板が印象的な駅舎です。
当駅の料金表&運賃表の写真です。当駅の駅舎の入り口にある「抜海駅」の駅名プレートも撮影しました。
当駅の乗り場のプレートです。駅舎側1番線を上り・下り列車が使用します。2024年6月には地元住民によって開業100周年の記念碑が設置されました。