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大野

夜ノ森                                   双葉

○駅概要○
 この駅は常磐線の駅であり駅は1面1線の単式ホームとなっています。当駅には常磐線の全ての普通電車と特別急行「ひたち」が停車します。乗り場は1番線を上り・ 下り電車が使用しています。東日本大震災前は1面2線の島式ホームでした。現在でもその痕跡を見ることが出来ますね。日中の本数は約2時間に1本程度の本数です。 特急は1日3往復停車しますね。駅の利用客数は東日本大震災前の2010年のデータで約600人/日となっておりました。当駅は2011年3月11日の東日本大震災の原発事故の 影響で長年不通が続いていましたが、2019年12月より富岡〜浪江間で試運転を開始し、2020年3月14日のダイヤ改正で約9年ぶりに鉄道営業を再開しました。不通時代は 代行バスで運転されていました。駅構内には無人駅でホーム上にはベンチが設置されています。「Smart Station for Express」が導入されています。トイレは改札付近に 設置されています。自販機・指定席券売機・自動券売機・簡易Suica機が設置されています。改札を出ると自由通路となりますね。改札の隣には待合室が設置されています。 駅周辺には駅前にロータリーが整備されており大熊町の集落がかつてはありました。東日本大震災の影響で駅周辺は帰還困難区域です。2020年3月5日に一部区間が解除され 自由に出入りすることが出来るようになりました。駅前には集落がありますが、そこへ至る道が帰還困難区域で閉鎖されています。そのため現在でも入ることが出来ません。

○駅放送関係○
 この駅では接近放送のみ設置されています。

上り常磐線
富岡、いわき、日立方面
接近放送未収録です。
下り常磐線
浪江、原ノ町、仙台方面
接近放送未収録です。

○駅写真○
こちらでは管理人が撮影した駅写真を公開しています。是非見てください。

大野駅駅名標 大野駅構内 大野駅スピーカー
この駅の駅名標は新型が使用されています。駅は1面1線の単式ホームとなっています。取材当時は雪が降っていたので綺麗につもっていますね。スピーカーも設置されています。

大野駅の駅舎 大野駅の駅前 大野駅の駅前
この駅の駅舎は橋上駅舎で2020年に建設されたのでとても新しいです。駅前には大熊町の町がありますが、現在は帰還困難区域のため中に入ることが出来ません。駅前からは道路が伸びているのみですね。駅前は東日本大震災後の状態が現在でも 続いています。時か止まった感覚も受けましたね。この場で、大熊町が復興することをお祈りいたします。

大野駅の改札 大野駅の待合室
当駅の改札前の風景写真です。簡易Suica機のみが設置されています。隣の写真は改札横にある待合室です。空調が聞いておりコンセントも完備されているので駅の滞在には絶好調の空間となっています。

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