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長谷

船佐                                   粟屋

○駅概要○
 この駅は三江線の駅であり駅は1面1線の単式ホームとなっています。当駅には三江線の一部の普通列車が停車します。乗り場は上り・下り列車ともに1番のりばを使用 しています。当駅を通る列車は上り・下り列車ともに1日に5本ですがそのうち当駅に停車する列車は上りは3本、下りは2本のみです。三江線の普通列車が停車する駅は 当駅のみで本数が極端に少ない三江線の駅の中でも最も訪れにくい駅でもあります。2016年4月のダイヤでは上り江津方面は14時30分、17時11分、19時41分、下り三次方面 は7時20分、9時18分のみとなっています。上りの始発が14時台、下りの終電が9時台という恐ろしいダイヤの駅でもあります。当駅は昔、駅付近に小さな学校がありその学校 に合わせて作られた駅でありますがその学校が閉校になったため現在の形式となりました。駅構内には無人駅でホーム上にはベンチもありません。待合室があるだけです。 その中には小学校向けの本や駅ノートもあります。自動券売機も当然のようになく、トイレ・自販機もありません。また公道からホームへ向かうには階段を上る必要があり ますね。駅周辺には集落が全くと言っていいほどなく江の川が流れているだけです。江の川の先には国道375号線が通っています。夏場には川の流れる音と蝉の鳴く声が響い ています。冬は雪が積もり綺麗な光景となります。民家も全くと言いていいほどなく完全に自然溢れた駅だと思います。三江線の駅の中では一番訪れることをお勧めする駅 ですね。また当駅は前述したように列車の本数が少ないので当駅で降りて船佐駅・粟屋駅まで歩くことをお勧めします。両駅ともに約2.4Kほどなので人の歩くスピードにも よりますが大目に見て約50分でつきます。ちなみに私は30分で隣の船佐駅に着きました。中国地方では芸備線の内名駅の次に秘境度がある駅ですね。
また当駅は平成30年4月1日をもって三江線廃止に伴い、廃止されています。

○駅放送関係○
 この駅では接近放送が設置されていません。

上り三江線
口羽、浜原、江津方面
下り三江線
三次方面

○駅写真○
こちらでは管理人が撮影した駅写真を公開しています。是非見てください。

長谷駅駅名標 長谷駅構内 長谷駅スピーカー
この駅の駅名標は西日本の新型が使用されています。駅は1面1線の単式ホームとなっており本当に秘境度が溢れた駅です。接近放送さえもありませんが一応スピーカーが設置されています。

長谷駅の入り口 長谷駅からの風景 長谷駅からの風景
当駅には駅舎はなくこの待合室があるのみです。開業当時からの木造の待合室です。こういう待合室が現在になっても残っているのはいいですね。ホームからは江の川が見えます。民家もなく完全に自然溢れた駅です。右側の写真は当駅 ホームからの風景写真で緑が広がっています。東京の駅ではまず見られないですね。

長谷駅の待合室の中 長谷駅の時刻表
当駅の待合室の中の写真です。長い木造のベンチがあり駅ノートもあります。何故か知りませんが日本地図もありました。これも昔、当駅付近に小学校があったのを思い伝えているのでしょう。そして右側の写真は当駅の時刻表です。往復5本しか停車しません。

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