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特急ライラック   特急ライラック    函館本線733系   函館本線721系

A:函館本線の駅ガイド

<函館本線とは>
 函館本線は函館市の函館駅から札幌駅を経由して旭川市の旭川駅までを結ぶ路線です。道内のメイン路線の一つであり、多くの特急列車が走っています。当ページではそのうちの札幌駅 から旭川駅までを扱うことにします。札幌〜旭川の函館本線は札幌市・旭川市と主要都市の結ぶ路線の役割を持っており数多くの特急列車が走っていますね。途中の岩見沢駅では普通列車 の多くが札幌方面に折り返し運転を行っています。また札幌〜白石間は千歳線も並行していますね。
 札幌〜旭川間の函館本線には主に2種別があります。普通電車は函館線の各駅に停車します。札幌〜岩見沢間は日中は札幌〜江別は毎時2本、札幌〜岩見沢は毎時2本の本数です。そのた め札幌〜江別間は毎時4本程度の本数となっています。朝ラッシュ時は更に本数が増えますね。また一部の札幌方面からの列車は岩見沢より先の滝川駅まで直通運転を行っています。岩見沢 〜旭川間は主に岩見沢始発の普通 滝川行きが90分間隔で走っていますね。朝ラッシュ時は更に本数が増えます。また岩見沢始発の普通 旭川行きも運転されています。日中の岩見沢〜滝川 間は90分に1本間隔で電車が来ますね。滝川〜旭川は普通電車の本数がかなり少なくなります。この区間の本数は上りは9本、下りは8本となっています。うち1本のみ深川〜旭川間の留萌 線直通列車も走っています。特急は「カムイ」「ライラック」の2列車が主に札幌駅と旭川駅を結びますね。本数は日中は1時間に1本、朝や夕方以降は1時間に2本走っています。2020年 ダイヤ改正前までは日中も毎時2本走っていましたが新型コロナウイルスの影響により減便となっています。特急列車の停車駅は札幌、岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川です。またそ の他に札幌〜白石間には千歳線の快速・特別快速「エアポート」や室蘭本線の特急「北斗」「すずらん」や、根室本線の特急「おおぞら」「とかち」も走行しています。また札幌〜旭川間に は宗谷本線の特急「宗谷」(1日1往復)、石北本線の特急「オホーツク」(1日2往復)も走っています。
 札幌〜岩見沢間の車窓や札幌駅付近は高層ビル・オフィス・宿泊施設・飲食店が立ち並び北海道の大都会となっています。江別駅付近までは札幌市の住宅地が広がっています。江別を過ぎると ローカルな雰囲気となり国道12号線に沿って走行しますね。岩見沢駅付近までは札幌市内の通勤・通学エリアとなっていますね。岩見沢〜滝川間は水田地帯を走っています。車窓の左側には 山地が広がっていますね。途中の美唄駅は利用客も多く多くの通学客で混み合いますね。滝川〜旭川間は普通電車の本数も少なくなり、特急列車のほうが本数が多い区間となります。途中の 深川駅は留萌本線の乗換駅でもあります。また深川駅周辺は多くの住宅地が広がっており多くの学校があります。途中の伊納駅は山間部の中に駅がありローカル度が強い駅となっています。 近文駅から旭川市内の駅となり住宅地も広がり、線路は高架路線になりオフィス街・宿泊・商店施設が見えてくると終着、旭川駅に到着します。
 札幌〜旭川間の函館本線は全区間が複線&交流電化路線となっています。途中の札幌〜白石間は千歳線も走るためJR北海道の駅では珍しく複々線となっています。函館本線で使用されている 普通電車の車両は札幌〜岩見沢間は731系・733系・735系がメインに走っています。また721系が走ることもあります。岩見沢〜滝川間の普通電車は721系が中心となっています。滝川〜旭川 間は721系の他にキハ40形、キハ54形、キハ150形が使用されています。特急列車は特急「カムイ」「ライラック」として789系が使用されています。また特急「オホーツク」としてキハ183系、 特急「宗谷」として261系が使用されています。
 また2020年3月14日のダイヤ改正前までは区間快速「いしかりライナー」が走っており停車駅は札幌、白石、大麻、野幌、江別、江別から各駅停車でした。現在は区間快速通過駅の利用客が 増加したことにより廃止されています。

駅名普通特急乗り換え路線
札幌
S:函館本線 (小樽方面) G:学園都市線
N:地下鉄南北線 H:地下鉄東豊線
苗穂
白石
H:千歳線
厚別
森林公園
大麻
野幌
高砂
江別
豊幌
幌向
上幌向
岩見沢
室蘭本線
峰延
光珠内
美唄
茶志内
奈井江
豊沼
砂川
滝川
T:根室本線
江部乙
妹背牛
深川
A:留萌本線
納内
伊納
近文
旭川
W:宗谷本線  A:石北本線
F:富良野線

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