<学園都市線とは>
学園都市線とは北海道の桑園駅から新十津川駅までを結ぶ全長76.5キロの路線です。また「札沼線」とも呼ばれておりますが駅案内は基本的に学園都市線と案内されます。
昭和10年には桑園から留萌本線の石狩沼田駅までを結んでいましたが昭和46年に途中の新十津川駅〜石狩沼田駅が太平洋戦争などの影響もあり廃止されました。1990年代
後半から複線化&高架化工事が始まり現在は桑園の隣駅、八軒駅からあいの里教育大駅まで複線です。2012年には電化され北海道医療大学駅まで電化路線です。北海道医療
大学から先、新十津川までは非電化路線です。また残念なことに令和2年5月7日をもって北海道医療大学から新十津川駅も廃止されることが決定されています。札沼線の
「札」は札幌、「沼」は石狩沼田を指しています。
学園都市線は全てが各駅停車です。基点駅は桑園駅ですが全列車が札幌駅まで乗り入れています。札幌〜北海道医療大学、北海道医療大学〜新十津川では運用が異なり
全通するには乗り換えが必ず必要になります。電化区間の札幌〜あいの里公園駅間は日中は毎時3本、朝・夕方以降は毎時4本程度の本数です。あいの里教育大駅〜北海道
医療大学は毎時1〜2本程度です。北海道医療大学から先は本数が激減します。北海道医療大学〜石狩月形は「1日」あたり下り8本、上り7本です。石狩月形〜浦臼は
上り下り6本運転されています。浦臼〜新十津川は上り下りともに1日1本しかありません。1日本数が1本の区間は2019年春のダイヤでは日本ではこの浦臼〜新十津川の
みです。北海道医療大学から先は浦臼行きがメインですが、石狩月形行きや新十津川行きもあります。上りは全てが石狩当別行きです。札幌〜北海道医療大学はあいの里公園
行きを中心に、石狩当別行き、北海道医療大学行きがあります。
札幌〜あいの里教育大駅間は札幌市の住宅地が広がっており札幌方面の通勤路線となっています。札幌駅付近から太平駅までは高架化路線です。朝の混雑具合は凄いもので
す。あいの里教育大〜北海道医療大学間は水田エリアとなっており遠くには山地が広がっています。付近には石狩川も流れています。北海道医療大学〜浦臼間は本数が少なく
なり水田・荒れ地エリアを走ります。国道275号線に沿って走ります。集落もかなり少ないです。浦臼〜新十津川間は6キロ東を走る函館本線にほぼ並行して走ります。本数は
1日1本エリアで集落もほとんどありません。しかしながらバス便は発達しています。非電化エリアを通学する高校生もバスの利用がメインだそうです。
使用車両は札幌〜北海道医療大学は733系を中心に、721系・731系・735系が走ります。石狩当別〜新十津川はキハ40形が使用されています。
駅名 | 普通 | 乗り換え路線 |
札幌 | A:函館本線(江別方面) H:千歳線 H:地下鉄東豊線 N:地下鉄南北線 |
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桑園 | S:函館本線(小樽方面) | |
八軒 | ||
新川 | ||
新琴似 | N:地下鉄南北線 | |
太平 | ||
百合が原 | ||
篠路 | ||
拓北 | ||
あいの里教育大 | ||
あいの里公園 | ||
石狩太美 | ||
石狩当別 | ||
北海道医療大学 | ||
石狩金沢 | ||
本中小屋 | ||
中小屋 | ||
月ヶ岡 | ||
知来乙 | ||
石狩月形 | ||
豊ヶ岡 | ||
札比内 | ||
晩生内 | ||
札的 | ||
浦臼 | ||
鶴沼 | ||
於札内 | ||
南下徳富 | ||
下徳富 | ||
新十津川 |