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山陰遠征1日目



山陰遠征始まり
ここのページでは山陰遠征の旅行記をブログ形式で公開しています。ここでは1日目を公開していこうと思います。なおこの旅行の行程は以下の通りとなっています。

1日目:調布@自宅⇒東京⇒のぞみ101号⇒大阪⇒福知山⇒城崎温泉⇒山陰本線取材⇒鳥取(宿)
2日目:鳥取⇒浜坂⇒山陰本線取材⇒鳥取⇒山陰本線取材⇒鳥取(宿)
3日目:鳥取⇒山陰本線取材⇒倉吉⇒米子⇒島根県駅取材⇒米子⇒特急やくも18号⇒新見⇒岡山⇒姫路⇒大阪(宿)
4日目:大阪⇒京都⇒奈良⇒万葉まほろぼ線取材⇒高田⇒大阪⇒大阪環状線メロディー収録⇒大阪⇒のぞみ54号⇒東京⇒調布@自宅




 今回は山陰方面の鳥取駅付近をメインに取材することにしました。また学生時代最後の遠征でもあります。そのため候補地はいくつかあり、四国の予讃線取材と非常に迷い ましたが予讃線は去年取材しているので今回は山陰の駅取材になりました。本当は4泊or5泊で山陰本線の松江付近まで全駅取材したかったのですが予算の関係で3泊4日の 旅になりました。3泊4日だと城崎温泉から倉吉までは取材できると思ったので倉吉まで全駅下車することにしました。ホテルの予約は春でいつもよりすいていると思ったの で約2週間前に抑えました。まあ通常料金の3割は安くなったのでまあいいですね。そして遠征2日前に東京から新大阪の行きの切符の手配をしました。天気は23・24日と曇 り予報で降水確率も40%と高かったので少し雨が心配でした……。
 そして23日の前日22日の夜に荷造りとカメラの充電などをしてアラームを5時にセットして23時30分に就寝しました。そして23日当日は無事に寝坊などをすることなく5時 に起床することが出来ました。睡眠の殆どが浅い眠りだったので満足な睡眠が出来ずに少し困りましたね。神経質な私にはしょうがないですね。そして最終荷物確認と軽い朝 飯を食べて家を6時頃に出発しました。調布駅に到着してチャージして、調布6時27分発車の準特急 新宿行き(3100)に乗車して新宿駅まで行きました。準特急でかつ平日なの で車内はとても混みあっていました。新宿には6時44分に到着しました。新宿からJR東口改札に一回出て、コンビニで軽食を調達して、改札口に新幹線の切符を入れました。新 宿で8番線に向かって高尾始発の新宿6時57分発車の快速 東京行き(514T)に乗車して東京駅に向かいました。早朝の朝という事もあり外はかなり寒かったです。新幹線発車時 刻の約30分前には到着しました。東京駅付近から頭も覚めてきて新幹線改札に切符を通して、新幹線乗り場に向かいました。待合室で15分ほど仮眠をとって19番線に向かいまし た。


東京駅電光掲示板 N700系
東京駅からはいつもの新幹線 当駅7時40分発車ののぞみ101号 広島行き(101A)に乗車します。編成番号はJR東海車のK4編成でした。右側の写真は実際に乗車した新幹線の 車両です。自分はA席に座っておりC席に人が来て、B席には人が来なかったので相席はなかったです。でも相席がない新幹線は本当に気持ちがいいですね。そして定刻2分遅れ で東京駅を発車して品川・新横浜と停車していきました。新横浜からは携帯でブログを見たり、twitterをやったりしてあっという間に熱海を通過しました。熱海を通過すると 旅へ出るんだという気分になりますね。しかし熱海通過後に猛烈な疲労が襲ってきてうとうとと眠ってしまいました。起きたのは豊橋通過付近です。凄いことに熱海〜豊橋間の 記憶が全くなかったので深い睡眠に入ったと思われます。そして名古屋に到着しました。名古屋でもB席に座る人は来ませんでした。そして米原地区の雪を見て、京都に到着して 新大阪に到着しました。新大阪に到着したら頭もリフレッシュできて気分もよかったです。疲労が取れたときの気分は最高ですね。

新大阪駅 新大阪駅の路線記号
新大阪到着後 新幹線を見送って新幹線の改札から出ました。そしてJR京都線で新大阪から大阪駅に向かいました。右側の写真は新大阪駅の15・16番のりばの案内で路線記号・ アルファベットが導入されていました。この後の大阪駅や京都駅などいろいろなところに導入されていましたがこの旅行記では省略させていただきます。大阪駅到着後は改札を 出て御堂筋北口にあるマックで昼食を調達しました。コンビニで買った軽食だけでは少なかったので腹が減りました(笑)。

電光掲示板@大阪駅 223系
大阪駅に戻ってMVでおなじみの「青春18きっぷ」を購入して有人改札に入鋏印を押してもらい改札に入りました。大阪駅からは11時20分の当駅始発の丹波路快速 宝塚方面 篠 山口行き(2727M)に乗車します。車内は昼という事もあり比較的すいていました。無事窓側の席に座ることが出来ましたね。編成は網干車のMA-02編成でした。宝塚付近までは窓 側の席が全て埋まっていましたが三田駅で大量下車が始まり、三田から先は乗っている車両は「私だけ」になりました。一人で車両を貸し切る感じは気分がいいですね。

古市〜南矢代車窓 篠山口駅
三田から篠山口間は私だけで1車両を占領している状態です。隣の車両には2名乗車していました。そんな中、篠山口方面に向かっていきました。右側の写真は古市〜南矢代間 の風景写真です。福知山線も三田を過ぎると徐々にローカル度が高くなります。加えて日本海方向に進むことになるので寒くなっていきます。そして大阪から約1時間揺られて 終点の篠山口に到着しました。基本的に福知山線は大阪方面からの列車は全て篠山口止まりですがラッシュ時になると終点の福知山まで走る列車もあります。

福知山線223系 黒井〜市島車窓
篠山口駅からは223系の2両ワンマン車両に乗り換えます。残念ながら窓側の席は確保できませんでしたが下滝駅で人が下車したので無事に窓側に座ることが出来ました。また 平日という事もあり18キッパーより高校生の乗車率の方が高かったです。高校生と言えばうるさいイメージですがおとなしく携帯をいじっていたのでよしとしますか。集落も 少なくなりどんどん北上していき高架区間となり終点の福知山駅に到着しました。福知山駅に到着したとたんに寒さが私の肌を指しました。どうやら全国的にこの日は冬型気圧 配置らしく寒かったようです。なんか冬の18きっぷの旅をしている感じですね。右側の写真は黒井発車後の風景写真です。集落もほとんどありません。

福知山駅 電光掲示板@福知山駅
福知山では一度改札を出てこの後乗車する特急こうのとり9号の自由席特急券と乗車券を購入しました。自由席で2110円で乗れたので満足ですね。15分ほど待合室で休んで当駅 13時50分発車の特急こうのとり9号 城崎温泉行き(3009M)に乗車しました。乗車率は平日という事もありすいていました。本来なら特急は使わずに普通列車で行きたかったので すが福知山線が山陰本線と接続していなかったので特急となりました。接続していたら当駅13時05分発車の普通 城崎温泉行きに乗れたのになぁ〜。特急で和田山・豊岡と通って 終点の城崎温泉駅に到着しました。この区間は全駅下車済み区間ですがやはり何度乗っても車窓からの景色は飽きませんね。

城崎温泉駅 キハ41系
城崎温泉からは3分の乗り換えで当駅14時57分発車の普通 浜坂行き(177D)に乗車します。ここから非電化区間となるため車両もキハ41系となります。非電化区間の山陰本線は 何度乗っても飽きませんね。竹野・佐津と電車は進んでいきました。佐津駅では列車の交換待ちがありました。ちなみに山陰本線はこの佐津駅まで京都方面から降りていることと なります。今回の遠征はこの佐津から先の山陰本線の駅を降りていきたいです。そして柴山を通って香住駅で降ります。

電光掲示板@城崎温泉駅 香住駅
左側の写真は城崎温泉駅から乗車した177D列車の電光掲示板です。香住駅から今回の駅取材がスタートします。それにしても外は寒いですね。香住駅は利用客が多く観光シーズン は混みあうことがあります。駅舎は横長型で待合室もあります。ホームは地下道でつながっています。香住駅からは上り列車に乗って柴山駅に向かいます。

柴山駅 柴山駅からの風景
上り列車で柴山駅に戻ります。柴山駅は駅前に集落も少なく秘境度が高いです。隣の写真はホームの端からの風景写真です。集落も少なめで山地に囲まれています。取材時風が 強く吹いていたので波の打つ音と風の音が聞こえてきてなんかさびしい気分になりました。これも自然らしい情熱みたいなものですね。今ではあの時の音はいい思い出です。 この駅で約1時間ほど待って次の下り列車に乗ります。駅構内には私しかいませんでした。

柴山駅からの日本海側 香住〜鎧車窓
左側の写真は柴山駅ホームから日本海を眺めた風景写真です。海岸が広がっており手前には集落が広がっています。駅名標が映っているとわかりやすいと思ったので駅名標も合わ せて撮影してみました。でもやはり日本海を走る山陰本線は美しいですね。またこのあたりから小雨が降ってきました。そして柴山駅16時43分の下り列車で久谷駅に向かいます。 電車からの車窓はトンネル・海岸の繰り返して風景も綺麗でした。右側の写真のような風景の場所をひたすら走っていきます。ちなみにこの写真は香住〜鎧間で撮影しました。 香住〜浜坂間は本数も少なくローカル度も高くて駅にも趣があります。

車窓(餘部鉄橋) 久谷駅
そして鎧駅に到着して餘部鉄橋を渡って餘部駅に到着します。途中に有名な餘部鉄橋がありこの鎧〜餘部間は動画で撮影しました。右側の写真は餘部鉄橋を渡っている時の日本海側 の風景写真です。鉄橋からの景色は非常に綺麗です。餘部鉄橋を渡るのは今回が2回目になります。下に走っている道路は国道178号線です。そしてやや長めのトンネルに入って久谷 駅に到着しました。とりあえずここで降ります。

久谷駅からの風景 久谷駅の駅舎
久谷駅は海岸に駅はなく内陸の高台にホームがあります。そのため付近は山地でおおわれています。集落も駅から坂を下りた所に数軒ある程度で後は何もありません。駅の反対側に は以前使用されていた駅舎が残っていますが現在は使われていません。そのためこの駅舎内には入ることが出来ません。久谷駅は一言で言うと「海岸から離れた山地の合間にある小 さな駅」と言えるでしょう。

餘部駅 餘部駅からの風景写真
久谷駅からは上り電車で餘部駅で降ります。香住〜浜坂間では最も利用客が多く快速も停車します。しかし集落に行くには駅から長い階段を下りる必要があります。駅の鎧よりには 餘部鉄橋がありホームから見ることが出来ます。右側の写真の通りに海岸の手前に集落が多くあります。国道178号線もそばを通っています。この真上に鉄橋があると思うと 驚きですね。

空の駅 餘部駅に到着するキハ41
右側の写真は当駅にある餘部鉄橋の碑です。かつて餘部鉄橋で使われていた赤い鉄橋は一部が残されてそこの部分は展望台となっています。東京ではこんな駅はまず見られないので 貴重な駅だと思います。駅舎もホームにあり駅ノートがおいてありました。またこのほかにも撮影した写真が沢山あるのでもっと見たい方は駅調査ガイドの餘部駅で見てください。 そして30分ほど経過して当駅からキハ41系に乗車して鳥取駅に向かいます。本日の取材は以上となります。

キハ41 鳥取駅
その後は久谷を通って浜坂駅に到着しました。浜坂駅からは当駅18時17分発車の快速 鳥取行き(1543D)に乗車します。左側の写真が実際に乗車した車両です。外も真っ暗になってき たので電車内では携帯でYouTube動画を見ていたりTwitterをしたりして過ごしていました。夜間の鳥取行きということもあり車内はすいていました。ちなみにこの列車は居組駅だけ を通過します。居組駅は明日訪問しますが山陰本線の秘境駅として知られています。そして19時03分に鳥取駅に到着しました。

鳥取駅到着後はそのまま改札を出て駅前のコンビニに向かって夕食を調達しました(コンビニ代だけで1100円しました)。そして駅前の予約しといたホテルに向かいました。そして チェックインしてエレベーターで部屋に向かいました。ホテルの部屋から鳥取駅が見えて綺麗でしたね。しかもテレビをつけた瞬間某お笑い番組がやっていて少し面白かったです。 ホテル到着時間は19時30分、就寝時間までたっぷり時間が余ったので少し仮眠を20分ほどとりました。しかも服のまま(笑)。その後や友人のブログを見たりインターネットをして いました。そして写真整理などもしました。9時すぎになったら夕食を食べて風呂につかってました。残った時間はほぼテレビを見ていました。そしてアラームを7時にセットして 少し早い23時00分に就寝しました。疲れていたのであっという間に寝ることが出来ました。明日は浜坂から鳥取よりの駅を降りたいと思いますね。

これにて山陰遠征1日目を終えます。ここまでご覧いただきありがとうございました。続きは山陰遠征2日目へ。


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