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奥津軽いまべつ

新青森中小国                                   木古内

○駅概要○
 この駅は北海道新幹線の駅であり駅は2面3線となっています。JR北海道の北海道新幹線と、JR東日本の津軽線の津軽二股駅と徒歩で乗り換えることが出来ます。相対式ホームの2面2線 と、通過線の1線があります。当駅には北海道新幹線の「はやぶさ」「はやて」の7往復が停車します。当駅を通過する新幹線もあるので停車駅にはご注意ください。乗り場は11番線が上り  新青森方面、12番線が下り 新函館北斗方面です。日中は約2〜4時間に1本程度の本数です。上りの新幹線は東京行きですが、21時台以降は盛岡行きとなります。駅の乗車人数(降車含め ない)は約25人/日となっています。北海道新幹線の中間駅の中では最も利用が少ないです。そのため年末年始やお盆シーズンでも構内が混むことは殆どありません。当駅は1988年3月13日に津 軽海峡線開業とともにJR北海道が営業を開始した駅です。当時は「津軽今別駅」として開業しました。開業当時は快速が停車し、特急「はつかり」からの特急「白鳥」「スーパー白鳥」などは 通過していました。その後に特急列車の一部が停車するようになりました。そして新幹線駅開業に向けて2011年11月18日には新幹線駅の路盤他工事の安全祈願挙行をしました。2013年4月には 今別町がJR北海道に対して当駅を「奥津軽いまべつ駅」をするように要請しました。翌年の2014年6月に当駅を要請通りに「奥津軽いまべつ駅」となることが決定しました。津軽海峡線の上り・ 下りホームの仮設ホームにする移設工事も2013年10月に行われています。2015年8月には新幹線開業に向けて本格化させるために当駅の旅客扱いを中止し全列車が当駅を通過するようになりま した。そして2016年3月26日には当駅が海峡線の「津軽今別駅」から、新幹線の「奥津軽いまべつ駅」と名前を変えて、営業を開始しました。駅構内には有人駅でみどりの窓口・話せる券売機 が設置されています。ホーム上には待合室・自販機・ホームドアがあります。自動改札機が設置されており、トイレ、エレベーターがあります。駅舎は鉄骨三階建て、高さ約25メートルの位置に 駅のコンコースや改札口・自由通路があります。駅舎のデザインは「本州最北の地から北の大地へ 〜津軽海峡の四季が感じられる駅〜」に基づいています。また当駅の駅舎は道の駅とも併設 しています。2020年3月には新幹線「eチケット」のサービスも導入されています。駅周辺には駅前に大規模なロータリー・広場が設置されています。今別町の集落が広がっています。駅前には JR東日本の津軽線「津軽二股駅」があります。今別町の中心町からは離れた位置に駅があります。「道の駅いまべつ」もあります。当駅は本州にある駅ですが、唯一JR北海道の管轄駅となって います。「青春18きっぷ」や「秋の乗り放題パス」などの企画乗車券では当駅から木古内駅は乗車することが出来ませんが、それらの切符の「オプション券」を別に購入すると新幹線に乗車す る事が可能です。そのオプション券を購入すれば、当駅から木古内駅の新幹線と木古内駅から道南いさびり鉄道で五稜郭駅・函館駅まで乗車が可能です。

○駅放送関係○
 この駅では接近放送が設置されています。

11番線■北海道新幹線
新青森、盛岡、仙台、東京方面
接近放送未収録です。
12番線■北海道新幹線
木古内、新函館北斗方面
接近放送未収録です。

○駅写真○
こちらでは管理人が撮影した駅写真を公開しています。是非見てください。

奥津軽いまべつ駅の駅名標 奥津軽いまべつ駅の構内 奥津軽いまべつ駅のスピーカー
この駅の駅名標はJR北海道の新幹線タイプが使用されています。駅は2面4線となっています。中線の2線は通過線となっています。スピーカーも設置されています。音量がやや大きめです。

奥津軽いまべつ駅の駅舎 奥津軽いまべつ駅の駅前 奥津軽いまべつ駅の駅前
当駅の駅舎の写真です。2016年3月26日の北海道新幹線開業と同時に駅舎が開業しました。駅前には今別町の集落が広がっています。新幹線の駅とは思えないくらい長閑な雰囲気が広がっています。

奥津軽いまべつ駅の上空写真 奥津軽いまべつ駅のコンコース 奥津軽いまべつ駅の自由通路
左側の写真は当駅の駅前の風景写真です。新幹線駅とは思えないくらい静かな駅です。集落も少なめです。真ん中の写真は当駅の改札内・コンコースの写真です。基本的にすいています。土休日でも混むことは 少なめです。右側の写真は当駅の自由通路の写真です。自由通路がかなり高い位置にあり、見晴らしが良いです。

(訪問日:2023年07月05日)

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