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205系0番台について


南武線205系
南武線205系0番台ナハ12編成(中野島駅にて)


 南武線205系0番台は南武線の中でも主車両で南武線と言えばこの車両を思い浮かべる人も多いかと思います。やはり南武線おなじみの顔ですね。
 南武線205系0番台は大きく分けると新製投入車と山手線改造車に分けられます。新製投入車は南武線専用に作られたため大窓車と呼ばれたりします。また 山手線改造車は以前山手線として走っていたため小窓車と呼ばれたりします。両者とも完全6両編成で4M2Tです(4M2Tとはモハ車4両、クハ車2両の意)。
 南武線205系0番台新製投入車は1989年から南武線に導入され209系などもこの頃に導入されました。新製投入車は現在ナハ2〜16の計15編成(90両)が南武線に 所属しています。かつては205系のナハ1編成存在していたのですが三鷹車両区に転属しました。制御方式はVVVFインバイダーです。この南武線0番台はかつて の京浜東北線や山手線とは運転台などが微妙に違っています。またこの0番台はATS非搭載車です。
 また南武線205系0番台山手線改造車は山手線で不要になった205系を南武線向けに改造した電車です。そのため205系0番台新製投入車よりも古い車両です。山 手線205系を大宮総合センターや秋田総合センターなどで改造して中原区に所属しています。山手線改造車はナハ34〜44(45)までです。南武線のナハ45編成はそれ にサハの2両を組み合わせて205系5000番台に改造し武蔵野線のM15編成として活躍しています。制御方式は新製投入車と同様VVVFインバイダーです。山手線改造車 の中のナハ39編成は知っている人も少ないと思いますが低高速時にVVVFインバイダーのちょと変わった音が鳴るのが特等です。

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