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小海線の旅 〜2012年9月3日〜



2012年9月3日に乗りつぶしの一環として小海線の旅へ行ってきました。その旅行記を公開しようと思います。行程は以下の通りです。
自宅⇒京王線⇒高尾⇒小淵沢⇒小海線(松原湖&佐久広瀬取材)⇒小諸⇒軽井沢⇒あさま号⇒高崎⇒新宿⇒自宅


高尾駅 ☆ 115系 ☆
この日は軽く遠い場所へ行こうかなと考えていましたが小海線にまだ乗ったことがなかったので適当に小海線の旅に出ることにしました。とりあえず朝は 6時15分に起床し京王線で高尾駅に行きました。高尾駅北口改札で降りて食料を調達して高尾駅の改札を青春18きっぷで押してもらい通りました。高尾駅 8時2分発車の普通列車の甲府行き(525M)に乗車しました。ボックスシートの窓側しかも太陽に当たらない北側の席を確保できたのでラッキーでした。電車は 定刻に高尾駅を発車し小仏トンネルを抜けていきました。乗車した電車は115系の豊田車でした。

115系 ☆ 小淵沢駅
相模湖、藤野と神奈川県の駅を通っていき上野原駅から山梨県に入りました。途中で特急の通過待ちなどがありましたが寝ることなく無事に甲府駅に到着 することが出来ました。途中の大月駅付近からは高尾駅で調達した弁当などを食べていましたね。甲府駅からは同ホーム乗り換えで甲府9時48分発車の普通 列車の松本行き(433M)に乗車しました。この電車やたら混んでおり韮崎駅までは立っていましたね。韮崎駅からは窓側の席が空いたので座ることが出来ました。 そして小淵沢駅へ到着することが出来ました。ちなみに小淵沢駅は八王子支社の一番西に位置する駅でもあります。

小海線 野辺山駅
小淵沢駅からはキハ110に乗車しました。発車直前になるとハイキング&登山客で車内がいっぱいでしたね。ちなみに自分は席を確保できたのでどうでもいい ですが。小淵沢駅を発車し電車は一気に山を登り始めました。小淵沢駅の標高は約880Mですが標高900Mの壁を抜けてどんどん登っていきましたね。また半分山を 登るため電車も発車後大きく進行方向右側にカーブします。そして遂に標高を1000Mを超えました。車窓の南側からは甲府盆地が大きく広がっている風景を 見渡すことが出来ます。またどんどん前に進んでいくというより上に上がっていくので空に近くなる錯覚を与えてくれましたね。鉄道ファンなら是非とも乗って 見たい区間だと思います。そして別荘や高原が広がり甲斐小泉駅に到着しました。そして電車の標高は更に高くなり標高1345Mの野辺山駅に到着しました。 野辺山駅に到着する前に鉄道最高地点を通過します。通過時には車内放送が入ります。

信濃川上付近車窓 松原湖駅
野辺山駅を発車し電車はしばらく標高1000M以上の高原を走り続けます。途中の清里と野辺山で大量下車があったので車内もガラガラになってきましたね。 写真左側は信濃川上付近の車窓です。標高1000M以上なので空に近い高原を走っている気分になります。そして海尻駅を過ぎて標高が1000M以下になり小海の 一つ手前の駅、松原湖駅で下車しました。松原湖では駅取材をしました。時間に余裕もあったのでね(笑)。書き忘れましたが小淵沢から野辺山まで乗った 電車は小淵沢11時19分発車の普通電車の小諸行き(277D)です。

駅からの風景 千曲川
写真を見てもわかるとおりに本当に緑深い自然あふれた景色の駅です。ちなみに松原湖駅の標高は967Mです。駅から少し歩けば湖である「松原湖」にも行けますが 時間の関係上諦めました。駅付近には千曲川が流れており夏場は川の流れる音が聞こえて気持ちがいいです。ちなみに千曲川とは別名信濃川で日本一長い河川であります。 源流は埼玉県と長野県の間にある三宝山付近です。ここから小海、長野を通って長野からは飯山線に沿って新潟県まで流れています。

キハ110 佐久広瀬駅
そして松原湖からは13時20分発車の普通電車の小淵沢行き(230D)に乗車しました。乗った車両が写真左側のキハ110です。佐久広瀬駅は標高1073MでJR全線の駅の中で 5番目に高い駅であります。小海線で一番の秘境駅と言われており駅周辺にはほぼ何もありません。駅の前に川が流れており駅付近に集落がある程度ですね。駅前の 道路を上っていくと国道に出ます。

駅周辺 待合室
左側の写真は佐久広瀬駅前の道路を登って佐久広瀬駅を見下げた写真です。駅自体どこにあるかわかりずらいですよね(笑)。奥に見える山は男山で手前には千曲川 が流れています。右側の写真は当駅の待合室の写真です。オシャレな待合室ですね。

キハE200 松原湖〜小海風景
そして佐久広瀬14時06分発車の小諸行き(229D)に乗車しました。来てくれた車両はなんとキハE200で初乗車でもあります。環境にやさしい唯一のハイブリッド車です。 小海線は何処から撮影しても綺麗な風景写真になりますね。そして再び小諸方面に向かいました。隣の写真は松原湖〜小海間の風景写真ですが少し失敗してしまいましたね。 そして電車は小海駅に到着しました。小海からは特に見たいものもなかったので風景をただ見ていただけです。途中の馬流駅から高校生が大量乗車してきましたが 海瀬駅と臼田駅で下車していったのでうるさくはなかったですね。小海駅の標高は小淵沢駅と約同じ850M前後でこのあたりから観光路線からローカル路線へ変わって きましたね。

キハE200 小諸駅
小海〜中込まではローカル的な雰囲気のある路線でした。集落も小淵沢〜小海よりも多くあったのではっきり言うことが出来るでしょう。中込駅からはツーマンとなり ました。そして新幹線乗換駅である佐久平駅を通って終点の小諸駅に到着しました。個人的な感想ですが中込〜小諸間は住宅街や集落が多く関東でいう八高線と同じ 感覚でしたね。中込駅からは定期的に軽井沢や上田・長野方面に向かう客も多くいるそうです。ちなみに中込駅の標高は673Mで終点小諸の標高も同じく680M前後です。

115系 平原駅
小諸駅からは青春18であるため一度改札を出てしなの鉄道の切符を購入しました。小諸15時44分発車の軽井沢行き(772M)に乗車し隣駅である平原駅にて下車しました。 ここでも取材しました。取材理由はしなの鉄道唯一の無人駅だからです。

平原駅駅舎 169系
平原駅の駅舎は北海道にありそうな貨車を改造した駅舎が使用されています。長野県内でこのような駅舎が見れるのも少ないと思います。そして約30分が経ち、 平原16時23分発車の普通列車の軽井沢行き(774M)に乗車しました。乗った車両はなんと昔から気に入っていた169系でした!!169系は全車両クロスシートで それも魅力的です。但し乗った車両は高校生が多く乗車しておりうるさかったですが。しかし信濃追分駅で下車したのでそこからは問題なかったですね。

軽井沢駅 軽井沢駅の駅舎 ☆
そして中軽井沢あたりから商店街や別荘が見え始め軽井沢駅に到着しました。ちょうど夏の終わりに訪問したということもあり駅は少し混んでいましたね。18時 10分の横川行きJRバスまで時間があったので軽井沢駅で観光と発車メロディー収録をしていました。2番線が8コーラスも流れたのが奇跡的でしたね。17時45分 頃になり新幹線改札を出てJRバス乗り場まで向かうが……、惜しくもバス停が見つからずに……。

軽井沢駅新幹線ホームへ ☆ 高崎駅 ☆
そして挙句の果てに18時10分を回ってしまったので新幹線で高崎駅まで行くことにしました。2000円分多く出費してしまいましたが、青春18の事を考えたら元が 取れたと言えるでしょう。もっとわかりやすくバス停位書いてもらいたいものですね(笑)。で、新幹線が到着し高崎駅まで行きました。自由席に乗ったのですが 混んでいたということもあり検札も来ませんでした。

高崎線 ☆ 新宿駅 ☆
高崎駅からは高崎線の普通電車にて帰ることにしました。始発電車なのでボックスシートの窓側の席を確保できたのでよかったですね。疲れていたので新町発車後 から爆睡体制に入り起きたら大宮駅の手前でした。しかもボックスシートの手前に2人も座っていましたしね。さいたま新都心、浦和と過ぎて赤羽駅に到着しました。 赤羽駅からは埼京線で新宿駅に行き京王線で自宅に帰りました。

以前から乗ってみたかった小海線やらしなの鉄道に乗れたので満足できましたね。小海線のローカル度は凄かったです。また機会があれば 乗ってみたいですね。最後までご覧いただきありがとうございました。


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