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陸前高田

奇跡の一本松・栃ヶ沢公園                                   高田高校前

○駅概要○
 この駅はBRT大船渡線のバス停留場です。駅の構造は鉄道駅で例えると1面1線の単式ホームとなっています。駅舎前のバスロータリーから気仙沼方面、盛方面、陸前矢作方面が発車し ます。当駅にはBRT大船渡線の快速を含めた全てのバス便が停車します。本数は快速含めて上り 気仙沼方面は毎時1本程度、下り 盛方面と陸前矢作方面は毎時1〜2本程度です。ラッ シュ時は各方面ともに本数が増えます。また気仙沼方面から陸前矢作方面に向かう場合には当駅で乗り換える必要があります。駅の乗車人数(降車含めない)は約70人/日となっています。 ラッシュ時は高校生を中心に混み合います。
 駅構内にはみどりの窓口がある有人駅です。駅舎前のロータリーがBRT乗り場となっています。駅舎の中には待合室・券売機・トイレがあります。JR東日本東北総合サービスの駅員が毎 日常駐しています。2011年3月の東日本大震災の津波の影響で駅舎・ホームが流失しました。その後は一時休止状態となりましたが、2013年3月よりBRTにより陸前高田市役所仮庁舎前に乗 り場が出来ました。2015年3月よりBRT専用の駅へとなり、移設しました。2017年4月より陸前高田駅と高田高校前駅間の市道上に「まちなか陸前高田駅」が新設されました。これはアバッ セたかた・まちなか広場の開業に合わせてです。翌年の2018年4月1日からは現在の新駅舎が完成し駅も移設しました。まちなか陸前高田駅は廃止され、その付近には「栃ヶ沢公園駅」が 新設されました。2018年4月に開業した駅舎は震災前の駅舎をリニューアルしたタイプとなっています。加えて2015年3月に出来た駅舎は円筒形駅舎で趣がありました。現在はこの駅舎は 廃止されています。当駅は切符の販売は行っていますが改札業務は実施していません。精算などはBRT車内で行ってください。東日本大震災前は2面2線の相対式ホームでした。有人駅で した。駅周辺には駅前にロータリーがあり陸前高田市の住宅があります。アバッセたかたそして陸前高田市立図書館があります。郵便局や市役所、陸前高田市民文化会館があります。震災 前は現在の当駅のBRT乗り場の南側(海岸側)に駅と陸前高田市の市街地がありましたが、震災後は海岸から離れた北側に市街地と駅が設置されるようになりました。当駅の南側は更地状態 でほぼ何もありません。その他、当駅周辺は約10Mほどの盛り土によるかさ上げ工事を経て再建されています。

○駅放送関係○
 この駅では接近放送が設置されています。

上りBRT大船渡線
気仙沼、一ノ関、本吉方面
下りBRT大船渡線
大船渡、盛、釜石方面

○駅写真○
こちらでは管理人が撮影した駅写真を公開しています。是非見てください。

陸前高田駅の駅名プレート 陸前高田駅の乗り場 陸前高田駅スピーカー
当駅の駅名プレートの写真です。駅構造は鉄道駅で例えると1面1線の単式ホームとなっています。他のバス会社のロータリーと共用されています。スピーカーも設置されています。

陸前高田駅の駅舎 陸前高田駅の駅前 陸前高田駅の駅前
当駅の駅舎の写真です。2018年4月より東日本大震災前に使用されていた駅舎を再現して新設されました。駅前には複合商業施設「アバッセたかた」があり、少し歩いた場所には市役所・図書館があります。

陸前高田駅の駅舎の内部 構内図 陸前高田駅の駅前
当駅の駅舎の内部写真です。2018年に建設されたのでかなり新しいです。中にはトイレや切符窓口があります。真ん中の写真は当駅の構内図です。駅舎の前にBRTロータリーがあります。 右側の写真は当駅の南側の景色写真です。奥には海岸がありこの付近一帯は東日本大震災の津波の影響でそのまま更地状態となっています。

(訪問日:2025年03月30日)

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